どうせ明日も好きなんだ

NEWSと二宮くんが主食。楽しくいこう、きみたちと。

愛してるよ。

 

たくさん泣いた上半期だったな、と思う。

 

本当のことを言うと。

4月に自分の持っていた概念が大きく揺らいで、とどめみたいに小山くんの活動自粛が発表されたあの日からしばらく、私は、自分の「好き」という気持ちをうまく信じてあげられていなかった。

だって、アイドルを愛するって何なんだ。

私は愛情を盾に彼らに虚構を押し付けているだけなんじゃないだろうか、自分の意思と関係なく消費される場所に彼らを縛って自分も好き勝手に消費して、そんなものを愛と呼んでいいんだろうか。

虚しい、とすら感じて、そんな自分が嫌になって。

もう表舞台に立つのは二度と嫌だと思われても仕方がない。そんな不安、恐れもあったんだと思う。

 

でも、違った。

初めにそんな悪夢からすくい上げられたように感じたのは、まだ箝口令がしかれたみたいだった時期に更新された、手越くんのRINGだった。

いつものそれよりずっと強く、絶対的な信念で綴られた「愛してる」は、私には「大丈夫、俺が守るよ」と同じ意味に思えて。

ああ、私たちを繋げているものは紛れもなくこんな愛だったじゃないかと、光が差して霧が晴れていく感覚に涙が止まらなかった。

 

それが、雨予報を吹き飛ばした味の素スタジアムで笑う4人を見て、確固たる実感になった。弱虫な私がそんな風に揺らいでいる間も、NEWSは変わらず信じてくれていたのだ。

ファンに愛されること、ファンを愛すること、ここからさらに進化していくNEWSの未来を。

 

長く応援してきたファンには、きっと懐かしくノスタルジックに。私みたいにここ数年で好きになった新米には、今までを追体験させてもらっているように感じられるセットリスト、演出。

でも、これからに期待させることも忘れない。

つい先日まで、私が「害なんじゃないか」と考えていたこの気持ちを必要だと優しく笑って、全身で受け取って、ありったけの愛を返してくれるNEWS。

あの空間にはどこまでも愛情が込められていて、疑う余地なんてまるでなく、好きだと幸せだという感情が、ただひたすらに身体の奥底から湧き上がってくるのを感じた。

 

そうして最後に問われた、「僕たちの名前は?」

私は彼らを愛しているし、この気持ちを彼らに向けることも決して悪いことなんかじゃない、これからもたくさんの景色を一緒に見ていくのだという思いを、今度こそどうか揺るがないように。

ぎゅっと握りしめて、力の限り名前を叫んだ。

あの時の花火の光と音が、今もまだまぶたに、耳に、焼き付いて離れない。

 

愛されたがりの彼ら、愛されたがりの私、

愛したがりの彼ら、愛したがりの私。

どうしようもなく湿っぽい私たちは、愛情をより集めて、噛み合わせて、循環させながら生きていく。

アイドルのアイは、きっと、そんな愛情の愛だ。

そう信じさせてくれるNEWSとだから、一緒に見たい、諦めたくない景色がまだまだたくさんある。

私はこれからも、めいっぱいの「愛してる」を叫び続けたい。

 

NEWS 15th Anniversary Live 2018 "Strawberry"、2daysお疲れ様でした!!!!いっぱいいっぱいありがとう、愛してるよダーリン!!!!!!!!

(以上、7ヶ月ぶりの更新でした♡)(どろん!)